生理痛はなぜ起こる?パーソルトレーナーが解説
2022.01.17
こんにちは。
アレスコパーソナルトレーニングジムです。
女性のダイエット中にもモチベーションの左右をされる月経。
それに伴い「生理痛が酷くて、ダイエットどころではない!」と感じている方も多いのではないでしょうか。
男性にはわからない痛みになりますが、女性の生理痛はかなり辛いものになります。
今回のこの記事を読めば、なぜ生理痛が起こるのか。生理痛を和らぐ為にはどうすればいいのか理解することができます。
また男子の方も知識として覚えておくことで、女性のサポートを効率よく行なうことが可能になりますので、是非読んでみてくださいね!
女性に起こる生理とは
生理とは赤ちゃんを出産するための準備になります。
通常1ヶ月でのサイクルとなり、「子宮内膜」と呼ばれる、子宮の内側に存在する膜が生理周期によって徐々に厚くなっていきます。
これが赤ちゃんを迎えるベッドの様な役割を果たすんですね。
このベッドが使用されない時、つまり妊娠しなかった時、要らなくなるため、身体の外に血液と一緒に排出されるのが、生理のしくみとなります。
生理痛が起こる理由
生理痛を感じる方は全体の8割ほどで、多くの方が整理について何かしらの症状がでているんですね。
またその中でも特に症状がひどい方が全体の3割程度と言われています。
生理痛は子宮を収縮させて、不要となりはがれ落ちた「子宮内膜」を「経血」と共に身体の外へ排出する働きをもつ「プロスタグランジン」によって引き起こされます。
プロスタグランジンとは、発熱や痛みを起こす体内に存在する物質です。子宮の収縮の強さに関係したり、頭痛や腰痛の原因になったりするんです。
生理痛の痛みの違いはなぜ起こる?
人によって生理痛の重さが違うのは前述した「プロスタグランジン」が関わってきます。
プロスタグランジンの量が多い人ほど生理痛が重くなりやすいです。
プロスタグランジンを働きを抑えるためにはお薬による方法もありますが、副作用があるものもあるので、専門家と話し合いながら自分にあったお薬を選んでくださいね。
その他にも、遺伝的に痛みを感じやすい方・ストレス・体調・食事など、
生理痛の感じ方が変わってきます。
ですが、食事面や生活面でも工夫をすれば生理痛の症状の緩和に効果が期待することができるんですよ!
生理痛でなぜ吐き気の症状が出てしまうのか
プロスタグランジンが影響している
生理痛が重い人の中には吐き気を伴う症状がある人もいます。
この吐き気にも実は「プロスタグランジン」が影響してくるんですね。
先ほどお話しした通り「プロスタグランジン」は子宮を収縮させる働きがあるとご紹介しました。
この「プロスタグランジン」が過剰に分泌されると体内の臓器にも影響する筋肉をも収縮させてしまいます。
その結果内臓である、胃や腸に影響を及ぼし、吐き気を感じてしまうということが起きてしまうのですね。
生理痛の吐き気の症状を緩和する方法
生理痛での吐き気は、とても辛いです。
ただ、胃の負担を減らす食事をしたり、身体を温めるための食事を選ぶことを意識して実践してみると生理痛による吐き気を緩和することができます。
さらに胃の負担を減らす食事をとることで過剰に分泌された「プロスタグランジン」の胃や腸への影響を少なくすることができます。
消化に良いものを食べよう
消化の良い食事は、脂が少なく、食物繊維を含む食事が大切になってきます。
他にも調理方法で工夫して温かく柔らかくした食事も生理痛などによる吐き気には効果的です。
例えば
・うどんだったらざるうどんではなく、煮込みうどんにする。
・お肉だったら脂の多い豚肉から鶏肉に変える
・野菜を食べるときは生野菜ではなく、温野菜にする
などの食事の工夫が生理痛の症状を緩和する上で大切になってきます!
主に食材では、
・うどんやお粥
・鶏胸肉やささみ
・白身魚
・豆乳
・温野菜
がオススメです!
食事の回数を増やす
食事の回数を増やして一度に消化する量を減らしてあげることでスムーズに消化を行うことができます。
そうすれば、生理痛の症状の緩和に期待ができますよ!
食べた後に気持ち悪くなったと感じている方は、恐らく一度に多くの量を食べたことにより、
食べた食べ物をうまく消化吸収できず、その結果消化しようとして胃酸を多く分泌された為、胃もたれや気持ち悪くなってしまうなんてことが起きてしまうんですね。
刺激の強い食べ物は避けよう
刺激の強い食事は、胃を刺激し胃酸の分泌が過剰になります。
胃酸の分泌が過剰になると胸焼けや吐き気などを催し、生理痛を悪化させる原因となります。
主に、
・コーヒーやアルコール類、炭酸飲料
・唐辛子などの香辛料
・柑橘類や酢を使う料理
などは刺激が強いので避けるようにしましょう!
生理痛を悪化させる要因は
生理痛の症状としては、吐き気・腹痛・むくみ・イライラ・眠気・腰痛・頭痛などの症状に悩まされる人も少なくはありません。
生理痛を悪化させる要因とは一体何なのでしょうか?
プロスタグランジンの過剰分泌
プロスタグランジンは、子宮や筋肉を収縮させる働きをもちます。
このプロスタグランジンの分泌量が多いと子宮の痛みや頭痛など引き起こし生理痛を悪化させます。
生活環境や人間関係でのストレス
ストレスは筋肉を緊張させ、血流を悪くしてしまいます。
また血流が悪くなると経血をうまく排出できずに、痛みを感じます。
その他にもストレスから食べ過ぎなどにもつながり、食事が乱れ生理痛が悪化します。
ストレスとうまく付き合うしかないので、リラックスできる方法を自分で見つけると良いかもしれません。
機能性月経困難症
機能性月経困難症は、これは病気でなく、生理痛が重たい状態のことを言います。
器質性月経困難症
重い生理痛は病気が隠れているかもしれません。
子宮内膜症や子宮筋腫などの危険性があります。
重い生理痛が続く方は症状などを記録してご自身の状態を把握するところから始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
生理痛は人によって症状の重さは様々です。
今回その対策の一つとして挙げさせて頂いたのが、食事です。
食事内容を少しの工夫で生理痛が緩和される可能性も高まりますので、是非この記事を参考にして生活に取り入れてみてくださいね!
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