理想とするランニングの走り方
2021.03.17
こんにちは。
Alescoパーソナルトレーニングジムです。
理想とするランニングの走り方があるというのはご存知でしょうか。
走り方を意識しないと、カラダに余計な負担がかかってしまったり、怪我の原因に繋がってしまいます。
今回は、「理想とするランニングの走り方」についてご紹介いたします!
基本のランニングの走り方
基本のランニングの走り方について、押さえておくべきポイントを説明させて頂きます。
ランニングの走り方①:姿勢はやや前傾姿勢で
ランニングで走る時は体の軸はまっすぐ、前傾姿勢を作ることが重要です。
特に背筋を伸ばし、体の軸はまっすぐ、重心がぶれないようにします。
この時、軽く前傾姿勢を意識すると、前に倒れるエネルギーが推進力となり、体重移動がスムーズにできます。
ランニングの走り方②:目線を意識すること
ランニングで走る時は目線の位置は、まっすぐ見るようにしましょう。
目線を高く保つことで背筋が伸び、正しい走り方を維持することができます。
目線が下がると姿勢も崩れやすくなりますので、ランニング中は前を向くことを心がけていきましょう!
ランニングの走り方③:上半身はリラックス
ランニングで走る時、首や肩に余計な力が入っていると、肩が上がってしまいスムーズに腕を振れません。
上半身はできるだけリラックスして余計な力を入れないように走ることがポイントです。
腕は前後に大きく振らず、コンパクトに、肘を後ろに引くイメージで振ります。
腕振りが骨盤の動きと連動することによって、腕振りの力を効率よく推進力に変えることができますので、
ランニングをする際は、走り方を意識していきましょう!
ランニングの走り方は、三つの着地方法がある!?
ランニングの走り方は、さまざまな着地方法もあり、そのタイプは三つもあるんですね。
踵から着地するヒールストライク・足裏全体で着地するミッドフット・つま先から着地するフォアフット。
それぞれタイプ別で見ていきましょう!
ランニング着地方法①:ヒールストライク走法
ヒールストライク走法は踵で着地した際にブレーキがかかる着地方法です。
比較的、筋力がなくても走りやすいので、多くの日本人のランナーが取り入れておりますが、地面との接地時間が長くなる為、脚への負担があるのがデメリットになります。またスピードを出すのは不向きな走法なので、ランニングが慣れてきたら走り方を変えることをオススメいたします!
ランニング着地方法②:ミッドフット走法
ミッドフット走法は膝が曲がった状態で着地する方法です。
膝が曲がった状態で着地するので、ふくらはぎとアキレス腱への負担がかかります。
また、難しい着地方法になりますので、取得するのに時間がかかります。
ですが、取得することができれば、脚のダメージも少なく上下動のない走りなので、速く走ることができます。
膝の負担を軽減した走りたい方もこのミッドフット走法にチャレンジした方がいいですね!
ランニング着地方法③:フォアフット走法
フォアフット走法はつま先から着地する方法です。
つま先から着地することで地面からの衝撃を少なくできるのがメリットです。
マラソンで記録を残している人に多い走り方で、主にバネの役割をする腱を使って走ります。
ただ日本人の体型からすると、カラダへの負担が大きいのがデメリットです。
海外の人と比べると日本人は、踵に重心があるのが一般的なので、無理にフォアフット走法を行なってしまうと、アキレス腱やふくらはぎに大きな負担がかかりますので気をつけていきましょう。
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ランニング良くないの走り方
ランニングの走り方で直すべき、良くない走り方もあります。
これに当てはまる方は、改善して質の良い走り方を手に入れてランニングを楽しんでいきましょう!
良くないポイント①:足元を見ながら走ること
足元を見ながら走ってしまうと、胸が張れず猫背の姿勢になってしまい、そのことで重心が前にかかり過ぎてしまいます。
ストライドが狭くなり、走るスピードが遅くなってしまいますので、目線は真っ直ぐ見ることが重要です!
良くないポイント②:力んで腕を振ってしまう
ランニングフォームで腕を振ることは大切ですが、早く走ろうと力み過ぎて、手首や二の腕に力が入ってしまう振り方をしてしまう方が多いので、体の中心に近い部分を動かす様に腕を振って走りましょう。
中心部が動くことで、テコの原理が働き、末端は自然と動くようになり、リラックスしてランニングすることが出来ます。
ピッチ走法・ストライド走法の違い
走り方において、歩数が多く歩幅が狭い走法をピッチ走法、歩幅が広く歩数が少ない走法をストライド走法と言います。
ピッチ走法
ピッチ走法は、1歩ごとにかかる時間を短くすることで歩数を多くします。
歩幅は小さい為、体の上下運動が少なく、着地時の衝撃が少なくなります。
足首など、下半身への負担が少ない走法です。
ピッチ走法で走ると脚の回転が速くなり、脚の回転が速いことや歩幅が小さい為、歩数が多くなります。
そのことで、体力を多く使う走法になります。
ストライド走法
ストライド走法は、歩幅を大きくとることに重点を置いた走法です。
脚の回転数は遅くなりますが、歩幅が大きく歩数は少なくなる為、消費エネルギーが少なく、体力を温存しやすいです。
しかし、ストライド走法は体の上下運動が大きくなるため、走行中は足首に体重がかかり続けることになり、怪我をしやすい走り方です。
走りやすい走法で走るのが一番ですが、筆者がオススメするのはピッチ走法です。
ピッチ走法は体力を消費しやすいですが、ストライド走法と比べると足首への負担が低いので、怪我や故障の可能性を減らせます。
怪我や故障をしなければ、楽しくランニングを続けることに繋がりますからね。
理想のランニングの走り方はない
人により体型や体格が違いますので、理想のランニングの走り方はありません。
ただ、今回記事にさせて頂いた基本的なランニングの走り方や着地方法、走法を組み合わせた走り方が、皆さんの理想のランニングフォームに近づく一つの条件となりますので。
上記のことを念頭に置いて、ランニングを楽しみながら楽しく継続していきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ランニングの走り方は、たくさんあってメリット・デメリットそれぞれありましたね!
一つずつ、走り方を練習してみて、ランニングで怪我なく楽しく走れることを筆者は望んでおります。
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